MusicStorehouse(いつかパリに行ってレコーディングをするときのために)薄緑:2017~18年作曲時のもの 濃緑:19年以降パート追加
010 Bosch カルテット
ボッシュ2019冬版四重奏。画家ボッシュをなぞり称え賛美する。
019 The pretty planet between venus and mars
種差海岸をにて。誰もいない海岸線をそぞろ歩き、ふと太平洋VS自分を感じたとき、地球がやけに愛おしくなった。
008 Miraclous Cooking
千駄木在住のころの台所の鼻歌。
017 Monochrome without the black
それを白と人は言う。
012 Cheat with a smile
取り返しのつかない未曾有の失敗をしたときこそ、我々は笑ってごまかすべきだ。
023 Ten
あらゆるものの頭上にあって、すべてと関係しているもの。しかし、見上げても見ることのできないもの。また一方で、人の人生の貫き方によって、誰もが獲得できる視野であるもの、それは、天。
002 Reversible Clock
両面時計。いかなる場面で、特に何かに必要かどうかは知る由もない。
007 Tears from ogres eyes
テロとは世界の生み出すひずみ。各地で起きる事件をもの悲しく思う鬼の目に。
006 War goods are selling like a wildfire
日本の誇る馬鹿首相のテーマ曲やら馬鹿帝国のテーマ曲やらを塗しつつ
全体主義と軍靴の音が迫る昨今の国情を力の限り馬鹿にしたい。
001 The bus on the big bus
バスは大きなバスの上に載っています。大きなバスは更に大きなバスの上に載って
います。ネタが上、シャリが下というすしと同様に、不滅の真理であります。
020 The widows mite
金のない日の空はひんやり澄んで美しい。だけどちょっとつらいことも確かだ。
005 Jonathan
近所の蕪島のバカっぽいカモメたちをみて、笑う我もまたバカっぽいことに気がつく。
何も恥じることはない、ああ、たぶん、これでいいのだ。
021 March of the Soga clan
蘇我馬子とは、我よみがえる馬の子として。歴史の敗者につけられた呪いの名。近江朝に滅ぼされても、変な名前をつけられても、蘇我の血脈は藤原氏としてよみがえることになる。転んでもただでは起きない古代の一族は常によみがえる。そんな一族の行進曲。
003 Enjoy thousands of autumn
千秋楽。漢字を丁寧にひとつひとつ味わうと、なんといういい言葉だろうかと思う。
しらさぎの住まう稲穂実る秋の田を歩いた、道なりのメロディ。
016 The moon and nine lives
現在、わが生涯四代目のねこ-空(クゥ)と暮らしを送る。作曲中、常に膝に乗っかって
きたことから、なにやら自分の一族がテーマであると理解したのやもしれぬ。
014 An ashura in spring
想像してみるに、最愛の妹が死んで暢気な春がきたら、そりゃあなた大変ですよ!
018 The expeditionary party which in love
硫黄島全滅、第七騎兵隊全滅から商店 街の池の金魚全滅に至るまで、全滅といえば
つらく陰惨なイメージしかないが、唯一全滅しようとも輝いているものがある。
そう、それは探検隊!いつだって探検隊はステキな恋をしているのですから。
010-a Bosch quartet all piano
ボッシュ四重奏のパートすべてをピアノにしたもの。
015 Hello my friend of deep darkness
天を仰ぎ見るものと地の底を覗き見るものがいたが、そこにあるものは同じである。ひとりは十字架にかけられ、ひとりは狂ったが、栄光も悲愴も同じものである。
ニーチェに捧げようと思ったが、後半から何故か加藤茶にも捧げる曲となった。
よって、きっと、間違いなく、ニーチェと加藤茶は同一人物であると思う。
012 It may be good
世界の何処かにあるというドンマイ村の村長が、落ち込んだ村人を励ますために踊る歌。
009 Viva the snowy country
津軽の冬について。厳しくもあったが美しくもあったなぁと思う。